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| 蚤の市便り vol.46 |
2008.3.20 |
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下町の朝カフェ
パリの下町のカフェ、朝の風景です。仕事に向かう人々は日本にくらべるとゆったり、殺伐とした企業戦士の表情はありません。カフェのテーブルでは、コー
ヒーを飲みながらなにかの打ち合わせをする男性ふたり、カフェオレを片手にゆっくりと新聞や雑誌を読む人たち。 こんな日常が繰り返されるここはパリ、モ
ンパルナスの一角です。
一杯のコーヒーで長時間座っていても追い立てられるような事はありませんよ。ギャルソン（ウエイター）も毎日この街の同じシーンの中で、移りゆく季節や人々を見守っているはず。人に媚びることはなく颯爽と働く彼に「エスプレッソを一杯」と頼んだときのリアクションには、この街の番人のようなたのもしい顔を見せてくれます。(Y)
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